小惑星Tokio によるHIP65791の食
2004.02.18 01時35分頃、西日本の広い地域で、
小惑星トキオ(498 Tokio) による おとめ座の
恒星(HIP 65791 mag7.3)の食が予報されていました。
西日本を中心に国内24か所で食の観測に成功しました。スライド1
各地点での減光開始と終了時刻および観測地点の緯度経度から、
食を起こしたときの小惑星トキオの影の形を求めることができました。
スライドは薩摩せんだい宇宙館による整約結果とフォトンカウンターによる光度変化のグラフです。
スライド2
小惑星(498)Tokio は、東京天文台の平山信教授により日本で初めて
発見 (1900年3月)された小惑星で、それから 100年を経て恒星食により、
またも日 本で歴史上初めてその姿が観測されたことになります。
およそ長径85km x 短径60km の特徴的な姿です。(薩摩せんだい宇宙館HPより)
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