カシオペヤ座新星1995の三色測光


 1995年8月24日に発見されたカシオペヤ座新星の連絡を、
同27日に美星天文台より受けました。 同日から岡山市の大倉信雄さんと協同観測を始め、
翌年3月13日までの約200日間、この新星のUBV三色測光を行いました。

 この新星は発見後も約100日間少しずつ増光していました。
発見から116日を過ぎて極大を迎えました。(12月17から19日)
極大では、V=7.06等、 B=7.54等、 U=7.57等 でした。
極大前の11月1日頃)から短波長の光が減ってきて、
極大時には「赤化パルス」が観測されました。

倉敷市の大島 修さんの協力を得て、1996年1月10日までの
観測結果をまとめてIAUのIBVSに投稿しました。
また、同内容を日本天文学会1996年春季年会にて発表しました。


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IBVS4295