アパーチャサイズによる整約結果の違い

2011/11/15と11/16の観測について条件の異なる点の1つとして、
星像の大きさの違いがあります。

11/15は、星像は直径14pixel前後で、観測時間中にはあまり変化は
ありませんでした。
11/16は、最初、直径12pixelぐらいでスタートしましたが、徐々に
星像が大きくなり、後半には20pixelぐらいで落ち着きました。


これまでの整約結果は、両日とも統一して、アパーチャサイズを
内側から13,13,18に設定していました。


そこで、
11/15のデータを使って、アパーチャサイズを以下のように
3通りに変えて、整約結果の違いを調べてみました。

ここで用いた比較星はC1,チェック星はC2を使っています。
  (以下のHPで表した星の番号による。)

1  アパーチャサイズを内側から11,13,17
2  アパーチャサイズを内側から11,12,17
3  アパーチャサイズを内側から13,13,18
















































以上、2つのグラフからこの範囲でのアパーチャサイズの違いでは、
大きな差はないことが分かりました。


次に、比較星をC3,チェック星をC4として、当初の比較星C1を目的星Vとした
処理(前回処理Yで表しています。)の結果について、11/15のデータを
1日後にずらし、同高度でのV-C1(星の番号で示すとC1-C3)を比較しました。


























上のグラフでは、11/16のC2-C1が曲線的な変化をしているので、
11/15と11/16でC2-C1の値がほぼ同じになっている部分(横軸0.822-0.824)を
とりだして、その間の27個の平均をとってみました。






















15日  V-C1=-1.446    C2-C1=-1.261
16日  V-C1=-1.415    C2-C1=-1.268

両日の差(15日−16日)
    V-C1=-0.030    C2-C1=+0.007

 この値は、当初のC1が15日と16日で約0.1等違うこととくらべるとずいぶん小さく、
観測上の誤差の範囲だと判断しました。